2014年1月

雪は降らないですが冷え込み続きで晴れ
そろそろGSの出番か？
手持ちの板で一番重く、出してくるだけでもめんどくさいんだけど
履いたらきっと活躍できそうなコンディション。

午後の方が晴れる予報なので慣らしからゆっくり上げて行けるかな。
まずはうさぎ数本。
さすがに午後は圧雪側でもちょっとボコボコし始めてます。
思ったよりも日射で雪が緩んだのか柔らかい印象
しかし、そんな雪のあれこれよりまずは板に全く乗れずにエッジすらかけられない始末。
低速からどんな感じだったか滑り始めてみてもさっぱり感覚が鈍ってます。
いっそスピードが出てしまえばそれなりに滑れるようにはなりますが
それでも体は遅れるしバタバタ。
うーむ、むずい。

一息入れて出直したらなんと上部はガスってました。
そんなのでスピード出せるわけもなく、視界があるパノラマとかで練習に。
帰る頃には少し勘を取り戻したようだけど次天気と雪が当たるのはいつになるか。。。

今日はいける！
天気が良くて気温も低いまま続いている数日
昨日滑っていれば今日の良さも容易に想像できるコンディション。
誘いの電話には行くと答えずにもう行くこと前提の話の進み。

昨日よさそうに見えてパスした斜面のどこかを滑るつもりだったので
ドロップポイントまでは迷わず到着。
だけどここで１つの選択肢がでてきて

目の前には間違いなく雪がいい谷
近い距離で2本ある尾根+陽射し

滑り手二人、撮り手二人。
どこ滑りたいかっていうとボトムは間違いないんだけど
その日当たり具合は是非とも写真じゃない！？

そしてこのどっちの谷を滑っても最高の雪を捨て
狭苦しい尾根を滑り、雪はところどころ薄く、底当たりすればアイシーな感触

せっかくBCに行って天気が良くて雪がいいのに
そんな苦労をして得たのはナイスな写真。
気持ちいい思いはいつでもできるけどその一瞬
だけどこうした瞬間を切り取れたならそれこそ後々まで続く満足に。

細い尾根から外れないように慎重に

トラックだらけのボトムはスイスイ流して。
デブリもだいぶ埋まったようで一安心。

前にガスの時はBC行かない、みたいなこと書いたばかりなのに
またしてもガスの中ドロップポイントを模索中。
こちらからもう１つ2つ上の尾根は見えてきたのに自分たちがいるところはガスの中。。。
だけど今回は高度を下げガスから逃げます。

ところどころビビリつつも尾根伝いに高度を下げてる途中
どこを見ても今日はノートラックばかりですが雪の状態と視界の悪さでどれもパス。
そうして辿り着いた奥の奥を滑ります。
八方BCはいくつもの尾根があり、その1つ1つにさらに両側数本の滑れる斜面があり
まだ滑ったことの無いところがたくさん。
今日は初めての斜面へと足を運びます。

視界が悪ければ木の近く
それはゲレンデでもバックカントリーでも同じですね。
八方BCはオープンなところが多く、天気が良いとそれはそれは滑りごたえがあるのですが
視界が悪かったり今日みたいにフラットライトで雪面が見づらい時には苦労します。

今日の斜面は今まで下から見上げて気になっていた場所ではありましたが
いざその上に立つと全く違う印象
単純な1枚バーンかと思いきや、うねうねの地形に意外と狭いすり鉢状
滑って楽しい場所ですね。
特に今日は雪もよく滑りでも満足のいく1本でした。

陽射しがないだけでなく曇っていると全く写真はダメですが
気持よく滑れることが1番。
午後はどうしても陰ってしまうから2本目BCの会では2月からいい写真になるといいかな、と。