2021年1月

セントラルあたりからガスに突入。
出かける前にゴンドラのライブカメラを見ても真っ白で今日はガスの一日か。
気温が高いので雪が緩み、それはそれで楽しめそうかと緩み加減でゲレンデを選ぼう。
その前に風が出てくる予報だからとりあえず上まで行ってみよう。

アルペン上部でも真っ白。
だけどなんとなく明るくなってきている気がしてグラートへ。

そしてついに！

上部だけですがしっかり抜けています。
やはり風があり、雲はどんどんと形を変え見ているだけで楽しい。

グラートは圧雪していないので滑りは期待できないと思いましたが
雪は緩みかけ、少しシャビシャビしてこれなら十分OK

たまにこんなによく見えたり。
グラートを回しながらうさぎか黒菱が抜けてくるのを待ちます。
風があるし天気予報では晴れていく方向だからわりと早く抜けるかな？

順調に白馬三山も見えてきましたがゲレンデにかかるガスが抜けることはなく時間が過ぎて
結局グラートを滑っただけとなりましたが
ガスを上抜けたというだけで気分がよく、滑りは程々に、満足度は高く。

帰り際にはブロッケン現象でもっと自分が大きく映る瞬間を待っていたのに
カメラのバッテリーが怪しくなんとか撮れたのはこんなに小さい。

少し冷えて高曇り。
うっすら影ができるくらいなので雪面は見やすく、今日もまたカッチリ締まったフラット日和になりそうです。

案の定黒菱のフラットは最高でしたが長く滑りたいのでスカイラインへ。
ここでは昨日はアイスバーンだった斜面が緩和されエッジが抜ける心配がなくなりました。
これならエッジが入りすぎることもなく板が沈まないのでどんなにカービングしても荒れてしまうことはなさそうです。

中盤以降で少し粒感がでてきますがエッジのかかりが悪くなるようなものでもなく見た目だけ。
人が少ないことをいいことに左右に大きくターンしたり林道の段差のライン取りで立体的な地形を楽しみます。
午後には自分の影を見ながら滑ることになるので簡易的なフォームチェックもできます。

徐々に雲がはれ、青空が広がってきました。
日が傾いていて山肌の陰影が綺麗。

気温が上がって連日雨でした。
そして今日はまた最高の晴れ。リフトで上がっていくと雨から雪に変わっていたあたりがわかります。
うさぎ上部ではわりと積もっていますがオフピステはどこも雪が重く、板が取られそうな雪なので
始めからフラット狙いで行きます。

パウダーがいい時は圧雪してほしくない黒菱ブッシュのフラット側は
こんなフラット日和には圧雪してほしい。
今シーズンはゲレンデ全体で圧雪範囲が狭くなっているので気をつけたいところ。
ここからだとあまりスピードがつかないし距離も短いのでわざわざうさ黒回しで滑るほどでもありませんが
アルペンから来る時はここから。
圧雪具合は雨の影響を全く感じず最高で、このあたりはずっと雪が降っていたのかもしれません。
特に硬くなっているところもなく気持ちよく滑れます。

高度を下げてみてスカイラインへ行くと、途中からは完璧なアイスバーン。
荒れていないのでエッジが効くならビビらずいつもの圧雪のつもりで。
午後からこんな綺麗なアイスバーンを滑ることもなかなかないのでちょっと楽しい。

今回の雨でBCエリア、特に南面にはクラックができ、しばらくは危ない状態になってしまいました。
ゲレンデはというとスカイラインから下山の林道が雪崩の危険があるためクローズになり一度黒菱を上がってから帰ることに。
天気は周期的に変わり、次の週末にはまた冷えるそうだけど気温だけじゃなく雪が降ってくれないとオフピステは少しお預けになりそうです。