ちょうどこの辺がガスっているんだよね。
八方上部はガスの中、下から上がってくるとわざわざガスに入っていくようなものなのに
きっと滑るところは抜けるから、と登っていきます。
抜けなかったら滑りにならないよ?
しばらく何も見えないままひたすらに登る辛さといったら!
だけどそれが報われる瞬間が来たんです。
ウェアを脱ぐまでもない寒さ、稜線は風が強く滑り出す準備も手短に。
いよいよ滑り出し、雪はカリカリのクラストでどーなの?
しかもカメラが冷え過ぎたのか1枚シャッター切るごとに電源落とせと言ってくる。
新しいデブリに見とれていると足元を掬われそうなむずい雪。
たまにすごくいいところがあるんだけど
1ターンのうちにも雪が変化していって気が抜けない。
順番的にアルペンだったのがナイス!
コロコロ変わる不安定な雪質だとテレマークターンするの?しないの?どーする?
みたいなこと考えてるうちに滑り終わってしまい気がそれるところも
ちょっと引っかかるな、慎重に。くらいな気持ちでいけて終始気が楽。
難しいことには変わらないけど気持ちよく滑れればいいよね。