滑雪blog

このところ大雪こそありませんがちょくちょく降っているおかげで上部は少しずつコンディションがよくなり黒菱正面も広く滑れるようになってきました。
しかしちょっとの積雪だと午後にはすっかりコブっぽくなり、柔らかいといえどパウダーだと思っているとむずい。

高曇りでフラットライト。
雪面が見にくいのでいっそのことしっかり荒れている方が見やすく感じます。

滑るのはいつものスカイラインノースフェイス。
上の方から入ると雪は少し締まり気味に踏まれていましたが
尾根を下って下の方から滑り込むとまだ滑り残しの雪ブロックがたまにあります。
いい具合に凸凹なので軽く飛んで柔らかい雪にランディングすればパウダーを滑った気になります。
一瞬だけ。

帰り際に黒菱を見ると、真ん中あたりのブッシュを切っていました。
成長した木はだんだんと埋まらなくなってきていましたがこうして切ってくれればありがたい。
夏に切るよりもずっと片付けが楽そう。
しかし切り株の心配が春とか来シーズンのはじめにあるので覚えておかないといけませんね。

たいして積もっていない麓とは違い上部は20cmくらいは積もっていたでしょうか（残っている端っこ調べ）。
滑りに来た時にはだいたい削られ下地がでています。
視界が悪いうちは足探りで丁寧に。
見えた時には少しスピード上げて。
そんな感じで昨日よかったところ、アルペン線下を滑ります。
ガリガリするような場所は少なく、引っかかりがあったパックパウダーの面影はなし。
コブに溜まった雪はちゃんとクッションにもなってターンしやすい場所は多め。

うさぎペアを回していると目にとまるスペース。
雪がどれくらいのものか滑ってみるとやはり20cm以上は積もっていますね。
ここのブッシュはもう埋まることもなく、年々滑れなくなってきています。

縫って滑れる間隔じゃないですね。
木が成長するにつれ下枝を刈れば未来のツリーランコースになり得るか？

昨夜から今日にかけて強い風が吹き続け、今朝は全リフトが運転を見合わせていました。
昼前には風が収まりゲレンデへ。
雪になったのか、圧雪はできたのか、強風吹き溜まりはあるのか等々
気になることはありますが、この景色でだいたい察して
どこかに少しはあるであろう吹き溜まりを探す旅へ。

ここは吹き溜まっているよね、と思う黒菱。
ノートラック気味で2ターンの出だし、吹き溜まりではなくパックされた雪で板は沈まず
スピードが出過ぎないようスライドしながらターンを調整。
そこからリフト側へ滑り込んだらガタガタの雪、右のシュート気味になっている方が正解ルートでした。

途中からブッシュを抜けてフラット側へ。
コブがしっかり埋まっていれば面ツルのパックパウダーなところですが
見え隠れするコブの頂点は氷山そのもの。

スカイラインはあまり雪にはならなかったようで全面カリカリ。
なんとかエッジがかかりターンにはなるけど、求めている吹き溜まりは局所的過ぎて意味がなく1本で退散。
谷側は圧雪されておらずやはりガタガタ。

アルペン線下は全体的に吹き溜まりパウダー。
しかし雨から雪になったものは湿気が多く、風で圧縮されより抵抗を感じどこを滑っても難しい。
それでも硬いだけの他と比べるとうさぎと黒菱上部がよく難しいコンディションをぐるぐる回す。
柔らかいところは少し雪が降ればコンディションはすぐによくなりそうですが
特にスカイラインのカリカリオフピステはしっかり雪が積もらないと難しいままになりそうです。