15-16シーズン

下から見た山は中腹から濃いガスに覆われ、雪はみぞれに変わっていて
気が滅入りそうではありますが上部は必ず雪
行けばなんとかなると上がってみます。

そして予想に反してガスは中腹だけで上部は抜けていて視界良好。
ライブカメラでうさぎ見た時もガスっていたし、上がってみなければわからないものです。
視界とは逆に、雪質は湿った雪が降った、というよりも昨日までの雪もしっかり湿って緩んでしまいました。

黒菱や新コース、スカイラインでノートラックを滑ると
レインクラストの様になっていて板が取られやすく
それが昨日の風ウロコ状のままだと、いいんだか悪いんだか・・・
凸凹をターンのきっかけにはできるものの、注意しないと板のトップが刺さりそう。

昨日ずっと滑っていた風フラットなところも緩んでボソボソ
人が少ないからまだコブというコブはなく気持ちよく滑れるし
エッジングが弱くてもなんら問題なし。

強風後の今日、見るからに硬そうなクラストの横に風ウロコ。
見た目手強そうだけど風フラットは楽しいはず。

黒3線下も同様に風フラットでこっちはほとんどそればかり
風あたりが弱くなる下の方でコブがでてくるからわたわたしますが
上部のまっ平らなところがアイスバーンではない硬さで
ズラし具合のいい練習になります。
それにパウダーよりも下へ落ちていく感覚が強いのもいいですね。

黒菱ではうまくキマるズラしもうさぎだとなぜか思うようにいかず
エッジがかかりすぎてガタガタしたり、かけたい時にかけられなかったりして
普段柔らかいとこばかり滑っている弊害でしょうか。
真剣にフラット練習もしてリセットしておかないと。

スカイラインに来ると風ウロコばかり。
それも柔らかくもないから板は上下左右にバタつき抑えるのに必死です。
一度スピードに乗るとズラせなくなるし
もうコケるか行くかの2択・・・つまりは1択ということになりますよね。

総じてテクニカルなコンディションで気が抜けないから心身ともに短期集中。
その中で苦手なターンはいつも以上に酷くて
今までなんとなく出来ていた気がしたけどやっぱりダメだと再確認。
見直さないと。

雪不足シーズンにもようやく巡ってきた2本目BCの会。
振り返ってみたら先シーズンの最後の八方BCより遅く初BC
先シーズンはあんなに雪多かったのになんでだったっけ？

それにしてもBCを滑り始めて初めてくらいにブッシュがでていまして
滑り出しから先が見えないところなんかはいつも以上に慎重になりますね。

雪は降ったけど強風後、どこかには溜まっている雪とノートラックを求めてさくっとドロップ。
ノートラックは見つけるには見つけたけど雪はパックにクラストにとなかなか難しいコンディション
そんな中でもたまにいいスプレーあがります。

いい雪がありそうなところや、いい日があたっているところを細かく狙って
特に言わなくても撮影ありきのBCは滑りだけじゃない楽しさがあります。
もちろんみんな滑りたいんだけど、撮られたい撮りたい人達で
他の人が見れば変なパーティでしょうね。
後の反省会でも滑りのライン取りのこととか（主に写真的に）
ピントのこととか、スプレーの上がり具合とかばっかり。