前から話に聞いていた長走沢
白馬大雪渓1本手前の沢
落石が少なく滑りは最高!とのこと
天気良し!なんだけど不安要素もありつつ出発。
しばらくは板を担いでブーツで歩き、それももっと少ないかと思いきやなかなか長く歩きました。
大雪渓へ来たことある人ならわかりますが
この視界が開けて滝が見えて夏には橋をかけるところ、そこが長走沢です。
予定ではその沢を下から登っていくつもりでしたが
ちょっと雪が薄そうで沢の水は勢いよく流れていて
もし踏み抜いたら終わり!なので遠回りになりますが
もう少しこのまま夏の登山道通りに登り、小さい沢を登りつつ長走沢にトラバース気味に作戦変更。
白馬尻手前で左に舵を切り、目的の長走に向けて登山道ではないルートで登っていきます。
このあたりで不安要素が現実に
1つは強風、もともと天気予報でわかっていたけど沢歩きだから少しはマシかなと思ってましたが
ここの登りはずっと向かい風、ハットが飛んでいきそうになるのはしょっちゅうで
キックターンで風に煽られコケるなんてことも。
登り始めから強風続いたら早めに引き返すということに決めていて
それでも同じルートを引き返すのは悔しいからって長走には出ることに。
もう1つは山にかかる雲、強風とともに低くなってきている気がするし
そもそも色が濃いから上まで行かなくてもいいんじゃない!?的な空気になってました。
実際強風予報では稜線に出るつもりはなかったけどね。
長走沢に合流したところで早めにお昼。
風が強かったけど行程を短縮したからゆっくりめに休んで
風のせいで寒い春のBCランチを満喫。
春だからって軽装で来すぎた気がしますがなんとか大丈夫でした。
まさかこの時期ダウン系があったらいいと思うなんて・・・
3月末に登った小日向山の時よりも寒かったです。
ランチの後にはメインの滑り!と行きたいところですが
登りの時パスした長走沢下部はやっぱりやめとくことにして
槍ヶ岳の登山道分岐を目指すことにしました。
となると滑りはあっという間になっちゃいますね。
ちょっと滑ってから猿倉台地目指して
この辺りはちょうど新緑が綺麗で気持ちよく移動ができました。
滑りじゃなくて移動。。。
見上げると小日向山右側の斜面の気持ちよさそうなこと。
はじめからこっちを目指していればよかったか?
雪が多かった冬だからこの時期でも余裕と思っていましたが
やはり雪解けはゲレンデ同様に早かったです。
今回の感じから来年は春の小日向山でもよさそうだし
ちょっとがんばって鑓温泉ルートもいいかなってところです。
今年はこれにてスキーは終了でいいかな。
滑りに関して言えばほとんど滑ってないんですけどね。
ま、そんなこともありますよね、春は。