白馬山系を離れて
3000mでは雪が舞うほど寒くなったと思えば日中30℃にせまる暑さが戻ったり
忙しい日々ですが、それでも朝晩はしっかり冷えてきて秋は着実に訪れています。
油断するとすぐに逃してしまう紅葉シーズン、紅葉狩りに行こう!という話からなぜか今回足を伸ばして焼岳へ行くことに。
栂池自然園を考えていたら雨予報が出ていた白馬
上高地あたりの天気もイマイチそうでしたがこれを逃したらタイミングが合わない強迫感から決行
そして当てました。紅葉には。
焼岳なら上高地から
そう思い込んでいたら上高地へのバス乗り換えポイントの沢渡をサクッと過ぎ
だけど話の途中で言い出せないまま会話が途切れるのを待って、聞けば他の登山口があるとのこと。
バス代を用意した財布をそっとしまって中の湯の登山口からしばらくは樹林帯
登り始めからなかなかしんどい感じでスタートです。
序盤の紅葉が始まっていない樹林帯は黙々と登り
徐々に葉っぱの色が増えてくると本来の目的に戻ってテンションアップ!
ようやく視界が開けると遠くに見える山頂!
・・・え?どれ?
はじめはガスっていて真っ白でした。
ここからしばらく紅葉ピーク、たまにでる青空に焦っては騒いで
微かに見える山頂に遠いなと言えば、近くだよ!と激を飛ばされる。
見通しが良くなってから木がなくなるまでの間の紅葉をばっちり当てて
後は上を目指すのみ。
登頂、だたそれだけが目標になる。
天気予報では昼前後でもしかしたら雨、下ってくる人には何にも見えないよ、がんばって!
と励まされてるんだか凹まされてるんだか嬉しくない情報。
焼岳は噴火で大正池を作ったりした、北アルプスでは珍しい活火山
頂上付近ではガスが噴き出している穴があり
近くの岩は地熱でほんのりあったかくなっていたり小さい穴からはやはり暖かい風が、少し冷えた体だとよくわかります。
ガスっていて煙なのかガスなのか区別できない写真を量産したことはおいておいて
山頂からは穂高連峰はおろか上高地すら見えず。
寒い中のんびりしていたけど収穫なしで下山開始です。
登るときは真っ白で見えなかった火山湖と火口
ガスが晴れるのを少し待ってみると、波が打つようなざっぱーんという音
友達と顔を合わせて空耳じゃなかったのを確認、火口から??なんの音だったんだろう。
下山するにつれ少しずつはれてくるガス
遠くの山のてっぺんが見え隠れしだしたら、だんだんその姿まではっきり。
これ山見えてるよね!?と後ろ髪を引かれつつ、紅葉は堪能できたからよかったということで。
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