15-16シーズン

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春の1dayツアー
今年もタイミングよく友達の計画に便乗
今回は栂池から上がって乗鞍岳経由の金山沢。
そう、春のBCで人気の金山沢です。

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足元には今季からのモノ達、この春ツアーに是非とも使いたかった組み合わせで
いつもよりも歩きのテンションあがります。
最近調整を急いでいたのはこの為もあって
ゲレンデでの滑りもまだこなれていませんが、とりあえず滑れるようになったから
余程酷い雪質じゃなければ楽しく帰ってこれるはず。

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金山沢っていうと栂池自然園を横切って行く、という話しか聞いたことなくて
乗鞍岳から滑り降りるルートはピンと来ませんでした。
以前風吹大池方面へ行った時は天狗原までの登りだけだったけど
今回は更に登って行くことになります。

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天狗原から上はシールが効かないほどにカチカチで
登り始めてすぐにアイゼンへと変更です。
階段状の足跡はやっぱりいつも歩幅が合わず
今回のはガニ股でさらに歩きにくくなってました。
この頃から風が気になりだします。

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ようやく乗鞍岳を登り切ると強風が迎えてくれ
岩影に隠れるように休憩をしても対して風を避けれることもなく
休憩はほどほどに次は白馬大池を目指して。

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真っ白な白馬大池!
そろそろゴールか?と思いきやまだまだ登ります。

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途中でトラバースするよね?と思っていたら
もうちょっと行くか、と船越の頭まで。
のんきに写真を撮っている時はまさかあのてっぺんを越えて行くとは思いもよらず
今回最難関のカチカチ急登強風付きでヘロヘロ。

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稜線に出てからは進むほどに見えてくる景色がモチベーション。
もう滑り出したい、とせっかくここまで来たからもうちょっと先まで、のせめぎあい。
後で聞くと今回のツアーコンセプトが「稜線を歩いてからの金山沢」
知ってたらもうちょっと気持ちが楽だったのに!

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いよいよ滑り出しの大斜面
一番のメインはガリガリで1コケアウトな状態。
滑り降りていくほどに雪が緩み始めて快適に滑れるようになってきました。

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広くて長い。滑りごたえ十分。

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稜線では強風でまともに休憩できないまま
だいぶ滑ってからの大休憩。
風に耐えた体に温かいカップラーメンが最高。

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雪不足で最後の川を渡るところが厳しい、なんて話を聞いていましたが
名ガイドのおかげで難なく渡れました。
見上げると大雪渓の雪は見たこともないくらい少なく
何年か前、5月末に来た時と比べても雪がない。

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帰りは猿倉へひたすら林道
猿倉からも二股までやっぱり林道。
夕方になって雪が固くなり始めて、疲れた足には堪えます。
登りも滑りも充実のツアーでした。

14-15シーズン

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前から話に聞いていた長走沢
白馬大雪渓1本手前の沢
落石が少なく滑りは最高!とのこと
天気良し!なんだけど不安要素もありつつ出発。
しばらくは板を担いでブーツで歩き、それももっと少ないかと思いきやなかなか長く歩きました。

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大雪渓へ来たことある人ならわかりますが
この視界が開けて滝が見えて夏には橋をかけるところ、そこが長走沢です。
予定ではその沢を下から登っていくつもりでしたが
ちょっと雪が薄そうで沢の水は勢いよく流れていて
もし踏み抜いたら終わり!なので遠回りになりますが
もう少しこのまま夏の登山道通りに登り、小さい沢を登りつつ長走沢にトラバース気味に作戦変更。

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白馬尻手前で左に舵を切り、目的の長走に向けて登山道ではないルートで登っていきます。

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このあたりで不安要素が現実に
1つは強風、もともと天気予報でわかっていたけど沢歩きだから少しはマシかなと思ってましたが
ここの登りはずっと向かい風、ハットが飛んでいきそうになるのはしょっちゅうで
キックターンで風に煽られコケるなんてことも。
登り始めから強風続いたら早めに引き返すということに決めていて
それでも同じルートを引き返すのは悔しいからって長走には出ることに。

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もう1つは山にかかる雲、強風とともに低くなってきている気がするし
そもそも色が濃いから上まで行かなくてもいいんじゃない!?的な空気になってました。
実際強風予報では稜線に出るつもりはなかったけどね。

長走沢に合流したところで早めにお昼。
風が強かったけど行程を短縮したからゆっくりめに休んで
風のせいで寒い春のBCランチを満喫。
春だからって軽装で来すぎた気がしますがなんとか大丈夫でした。
まさかこの時期ダウン系があったらいいと思うなんて・・・
3月末に登った小日向山の時よりも寒かったです。

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ランチの後にはメインの滑り!と行きたいところですが
登りの時パスした長走沢下部はやっぱりやめとくことにして
槍ヶ岳の登山道分岐を目指すことにしました。
となると滑りはあっという間になっちゃいますね。

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ちょっと滑ってから猿倉台地目指して
この辺りはちょうど新緑が綺麗で気持ちよく移動ができました。
滑りじゃなくて移動。。。
見上げると小日向山右側の斜面の気持ちよさそうなこと。
はじめからこっちを目指していればよかったか?
雪が多かった冬だからこの時期でも余裕と思っていましたが
やはり雪解けはゲレンデ同様に早かったです。

今回の感じから来年は春の小日向山でもよさそうだし
ちょっとがんばって鑓温泉ルートもいいかなってところです。
今年はこれにてスキーは終了でいいかな。
滑りに関して言えばほとんど滑ってないんですけどね。
ま、そんなこともありますよね、春は。

14-15シーズン

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天気良し、タイミングよし!
ということで春の1dayツアー、今年は早めに行ってきました。
向かうは小日向山。
景色がいいことで有名、ちょうど雪が降った後で山も綺麗に見えるはず。

まずは猿倉までもシールつけてちまちまと。
たぶんここの疲れが後半効いてきた気がします。

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疲れて写真少なめだったから一気に1つ目チェックポイントの猿倉台地。
今回小日向山へは猿倉からちょっと上の鑓温泉ルートへの分岐を行ったのですが
この登山道は鬱蒼としてるし歩きにくい経験しかなかったんだけど
雪が積もっている時期だと景色がさっぱり変わりますね。

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猿倉台地まででもだいぶ疲れてた、というか
勝手にイメージしていた疲労感的にはもう小日向山頂のハズだったんだけどな。。。
ここからは登りもきつく前半の疲れが響いて来る頃。

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疲れてる時は振り返るのすらしんどい
だけど景色を見に来てるのに下ばっか見てるわけにもいかず
休み休みだけどなんとか顔を上げて見渡して気持ちだけでもリフレッシュ。

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あそこまで行ったら景色が開ける!
なんて言ってるとだいたい裏切られる、もちろん今回も。
そこからはあと少しだったけど、どっと疲れてライフは0
山頂がゴールじゃなくて滑って帰らなきゃいけないのに大丈夫だろうか。

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そしてようやく到着の小日向のコル
からの白馬三山!!とついでに双子岩
想像以上の大パノラマに疲れは吹き飛ばないけど
苦労して来たかいがありました。
山は見る角度が違うとだいぶ雰囲気が違うもので
正直今までは杓子岳をなめてたけどピークだけじゃないカッコよさがすごい。

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小日向のコルで遅めのランチで体力回復
休んでいると足がおかしくなりそうだけどちょっと元気でてきて
せっかくここまで来たからピークも踏んでおく為にほんのちょっとまた登り。
小日向山の山頂付近は広く平らでどこがピークかわからないけど標高1907m
二股が850mで自力で1000mの高低差を行って帰ってくるのはほんと疲れたけど
一日中天気がよく最高のツアー日和!
しんどいからもう2度と行かない、とは言い切れない絶景がそこにはありました。

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小日向山から見る八方はまさに尾根だらけ。
いつも行くBCエリアが一望できて、頭の中でなんとなく繋がっていたルートも全体をまるっと把握。
超でかいという唐松沢もいつかこの1dayツアーで実現しよう。
その時ははれて不帰ライダーに!