紅葉が下りてき始め、寒くて起きれない朝が増えてきたところに
北アルプス上部にはもう雪化粧。
なんだかんだで夏モードを引きずっていますが
ここらで冬にシフトです。
さぁ、冬が来ますよ!
秋の空気の中
相変わらず夕立が多い8月が過ぎ、9月も末
また山への誘いとともに唐松岳へ。
各地で被害をもたらした台風が去ると
白馬には一気に秋の風が吹いて来ました。
北海道の大雪山系で初冠雪のニュースがあった日
同じく白馬の山頂でも雪が降っていたようです。
風は冷たいですが、秋めいた空にまだ少し強い陽射し、雪は溶けてなくなっていますね。
何度か登っていると同じような写真になってしまいますが
今回は秋晴れに穏やかな風
ポスターにある景色まんまを納めてきました!
紅葉にはまだすこし早いですが、秋の色になりだした八方池からの三山。
目指すは頂上!
なので八方池での絶景もそこそこに歩みを進めます。
少し登れば眼下には雲海がはるか遠くまで広がり
あそこに見える山がどれだとか、話も弾みます。
少し紅葉も見れるかと思っていたのですが
まだまだ緑の方が目立ちます。
2ヶ月前に登ったばかりなのに、こんなところあったかなー?
と思いながらあと少しで丸山ケルン。
そういえば前回はここに雪が残っていたんだ、と気づいたのは下りでのこと。
昨日か、おとといか
まさか降った雪が残っていると思わず
気づかないまま通りすぎるところでした。
ほんの少しですが初雪、なぜか松ぼっくりと共に。
丸山ケルンにたどり着くと目の前には不帰が迫っています。
前回は曇っていてほんの少し覗いただけでしたが
晴れていればこのとおり。
ちょうど風通しも良くなるので景色だけじゃなく汗を冷やす気持いい風に
ここまでの疲れを少し落ち着かせ、山頂へのモチベーションに。
頂上まではあと少し!
今回はこの鎖場の橋を渡って、山頂小屋の隣へと歩いて行きます。
今日はほんとに天気に恵まれ、山頂小屋にきてまたポスターで見た様な景色。
唐松山頂です。
ここから見える景色はもう富山側。
山の尾根に立つっていい気分ですね。
風が吹き上げてきていて急に寒くなりましたが
今回もまた山頂lunch
ペースは少しゆっくり目の1時前着。
風はありましたがしっかり着ていれば寒くもなく
四方に広がる景色を堪能しながらのお昼は最高でした!
それでも下山始めから徐々に雲が多くなり
少しだけ雨が当たることもありましたが
どうやら降られる前に逃げてこられました。
登山にはやはり天気は超重要で
一緒に登った友達は、今日来てよかったー!を連発。
景色に見とれてしめしめ、といったところですね。
lunch at 2696
なぜか今年の夏は今までほとんど登っていなかった山の誘いが頻繁に。
この前登ったときの疲労もなさそうで
せっかくだからとご同行。
気合を入れ始発のゴンドラに向かうとすでに列が。
平日なのにとびっくりしていると大半は修学旅行生でした。
登りは木道コースを行ったのでうちらは尾根側からササッと。
なんせ今日目指すのは唐松頂上!
渋滞にはまってる場合じゃないですね。
9時前に登りだして10時前には八方池へ。
なかなかいいペースできています。
まだまだ余裕でどんどん行きますよ。
池より少し上ではこの前咲いていなかった花が開花
そして高山にしか咲いていないという白馬村の花、コマクサも
八方池にあるのは珍しい気もします。
前に八方池より上を目指したときよりもだいぶ雪が解けて
少しルートが変わっているところもあり違いを楽しみつつ
やはりまだ雪が残るとこをではザクザク登って行きます。
今回もアイゼンはもっていませんでしたが
もう必要な程ではなく迷わず上を目指します。
頂上まであと少し!の丸山ケルン
始めのうちは少し差を付けていた修学旅行生達は池止まりではなく
ここ丸山ケルンを目指しているようで
後ろから徐々に声が近づいてきて休憩中に追いつかれてしまいました。
11時半、ちょっとペースダウンしてきたかな?
曇っていて景色が見えないのが残念。
だけどこの辺りからたまに青空が覗くようりなります。
少しひらけたところで雲が切れ始めたのを待っていると
不帰の三峰がすぐそこに!
一気にテンションがあがります。
ここまで来ればもうすぐ
左には小屋手前の鎖場が見えます。
もちろんそっちに行くかと思いきや、ルートは右側の尾根の方
どこか崩れているのかもしれませんね。
どっちによろけてもアウトなところを登ってきました。
だけと尾根を登っていくほうが登山!という感じがして好きです。
最後の難所を登りきると見える唐松岳頂上。
鎖場ルートを来ると唐松小屋の前を通るんですが
こっちからだと小屋はもう眼下に。
そしてついに登頂!
今回の目標である、山頂でお昼を
ということで登ってきまして、後半はペースが落ちつつも
1時前には山頂へ到着です。
登りではガスっていて山はあまり見えなかったんですが
山頂付近でようやく青空を見かけるようになり
お昼にはこの景色。最高です!!
山頂から下山し始めすぐに雷鳥発見!
なんともラッキー。
夕方の雨と雷が心配でなるべく早く行動したかったんですが
下山開始には時間的にギリギリか?
ちょっと焦りながらもゆっくりと下りて戻ってきました。
グラート乗り場に16時、リフト最終30分前でちょっと余裕がありました。
下りはほとんど休憩なしで頂上からだいたい3時間。
ゆっくりでも唐松往復できるものですね。
またしても景色はイマイチ堪能できませんでしたが
たまに見える山にテンションを上げつつかなり楽しく登ってこれました。
おつかれさま。