13-14シーズン

めったにない視界不良での運休。
うさぎから上とスカイラインが運休で
下はセントラルからすっぽりガスの中です。

どれほどのガスかってパノラマでもリフト２搬器ギリギリ見えるくらい。
しかも無風。
目標物があればそれでも滑れますが、ゲレンデの真ん中にいたら雪とガスの境界は全くわからずに
どっちに滑っているかもわかりませんね。
そんな時だからこそこのところあまり滑ってなかったパノリンへ。
だけど予想以上に見えず、だいたいこの辺で登れるとかわかっていても
ギリギリになって見えるので逃したり刺さったり。

そんな視界なしの日ではありますが
雪は昨日の雨と今日の気温ですっかりシャビィ、
圧雪はもちろん法面も容易く削れてしまうので
無駄に強くエッジングしたり擦ったり春らしいスキー楽しんできました。

3月中旬にある技術選の為かうさぎの半分が圧雪されてました。
タイミングよくフラット滑るつもりで上がってきてたから普段は滑れないうさぎの圧雪から。
昨日の強風から一変、強い日差しに気温が上がり
雪は少し塊でぼそぼそしてます。
せっかく圧雪されてはいたけど、この雪では板が弾かれやすく難しいですね。

スカイラインも日差したっぷりで雪は緩んできてはいますがぼそぼそな雪はあまり無く
うさぎに比べてコンディションは絶好調。
加えて人も少なめでノンストップのスカロング。
1月くらいだとすぐに陰ってきてしまい、見づらくなる斜面も
この時期には長いこと日が当たるようになります。

雪のあとの青空で綺麗に山が見える、そんな絶景日和ではありますが
ほんの少し白じゃない雪が混じってきた気がします。
昨日の雪もなんとなくそんな気がしてはいましたが、そろそろこれも時期か。

麓では粒の大きな雪が朝から降っていましたが
昼ごろには晴れ間もでてきて今回の雪はほんとに少しだけ、春の雰囲気がただよい始めてます。

しかし上部の気候は冬のまま、降った雪はもさっとして少し重さがありますが
強風具合はしっかり真冬でコブには降った雪より多く吹き溜まっています。
この吹き溜まりコブは深さがさっぱりわからないかわりにクッションになってくれ
好きなコブコンディションの１つ。
今日のコブは当たりが強く、クッションがあっても弾かれることが多め。

この一見平らなところも
コブの頂点まで隠れるほどに吹き溜まっていると思うと気安く滑り出せません。
頂点が見えてればライン取りを決められるのに
ここまで隠れてしまうとゆっくり滑ってあたって砕けろ。
いや砕けちゃダメか、あたって吸収。

黒菱はほかと比べても明らかに雪が軽くて久しぶりのパウダー感を満喫できましたが
ちょっと高度を落としてスカイラインや、うさぎでも雪が重めでまとわりつく感じがあったり
そもそも雪が薄くて下地の硬さで足がしびれたりして
風を我慢しても黒菱がイチオシ。