滑雪blog

快晴八方BC
今日は時間があったのでいつもよりももっと奥へ。

いつもと気分を変えて望遠で滑りメインより標準ズームで景色でも撮ろうとピクニック気分。
少し奥に行くだけで不帰が迫ってくるのがいいんですよね。

天気がいい日には八方BCは大賑わいで
もうコースと言われてもおかしくないくらいに人が滑ってます。
登りは踏み固められて楽だし、トラバースラインには先行者のトラックが。
もちろん誰か入っているということは滑る面もそうであって
ノートラック探しはほぼ無理でしたが
その代わり滑ったことないライン取りができて満足。

出だし数ターンのみの後はゲレンデ化。
雪は最高でしたがトラックと交差するときはちょっと慎重に
なるべく直行で滑るようにしますが雪が深くちょっと気になりました。

めいっぱいの攻め気
写真的にはもっと広いほうだよね、と反省会では笑って話せるけど
実際はもうギリギリな感じ。

望遠にはない山を入れた構図もなかなかいいかも。

日曜日の午後、数年ぶりにばったりコブの師匠にでくわす。
コブを滑れとお告げが聞こえました。

ハイシーズンのコブをちゃんと滑るのはこっちとしても数年ぶり、今シーズンでも初コブ。
雪がよく、コブに柔らかさを感じられてコブ好き全盛期なら喜んで回したであろうコンディションです。
深いコブはもちろんパスで浅いところを見つけたりターンを工夫したり。
滑っているうちに春コブの記憶がどんどんと起きてきて
板は違えどそうそうこんな感じ！と調子もでてきます。
加えて技術的や感覚的な話の共感で盛り上がったり
クイックが超うまい師匠だからクイック祭りしたり。
当時はさっぱり意味がわからなかったクイックのエッジングの感じをちゃっかり聞き出したので
春まであたためてモノにできれば。

うさぎは終始ガスがでたりはれたりとコブを滑るには難しい視界。
一度グラートが抜けて最高の景色が見えるも
やっぱり下までははれてこず、上もまたガスの中にはいっていきました。

ようやくはれたのは帰る頃になってからで
今日は久々に遅くまで滑ることができたので夕暮れの空も堪能できました。

今日は誘いがあると思ってなく油断してたところに入電。
時間もあってタイミングもあればもちろん行っときます。
青空広がってきたっぽいし。
だけどリフトで上がるうちにどんどん山から雲が迫ってきて
滑っている時はほとんど陽射しなくなっちゃいました。

出だしがちょっと遅かったので手っ取り早くまた同じルート
昨日の雪が・・・な感じよりもやっぱり風の影響で
あまり吹いてない印象だったのに滑り出しはカリカリ
だけど滑りだすと案外いい雪が溜まっていて、自分が滑った側は好感触。

むずい側でも1ターンのスプレーだけ見ると良さそうだけど
実際は硬かったり柔らかかったりの連続。

振り返ってみるとなかなかいい感じ。
この下はさらに雪が溜まっていいだろう！と期待が膨らみますが問題はここからでした。

次なる斜面で太陽待ち
フラットライトであまりにも見づらいし、何より写真にならない。
うっすらでも陽が差せば日陰も見やすく写真も撮れる。
しばらく粘っている間に斜面に雪を落として雪面チェックしてると
どうも思ってたパウダーっぽくなくて表面クラストか？と疑える雪の滑りっぷり。
修行の予感ですね。

全く写真にならないながらもカメラを構えて滑り手を追い
見えなくなったところでカメラを戻して自分が滑る準備、の瞬間
「雪崩れたー！！」
目の前で落ちていく雪を見たのは初めてでただ見届けてしまいました。
せっかくカメラ持ってたから動画でも撮っておけばよかったと反省。
で、自分はこの雪崩れた斜面を下りないと帰れないわけで
破断面の上から滑り降りるのは嫌だから脇のまだ雪が残っているところ
そこもまだ雪崩れるかもしれないところを行きました。

こんな感じで。

雪は難しいし雪崩てるしそこで絶対コケちゃいけない、と思えば思うほどコケるんですよね。
表面から少し深いところで硬いクラスト層、しかも割れて板取られる
テレマーカー狙い撃ちの雪にみごとやられました。
幸いその衝撃では新たな雪崩は発生せず
その先でもう一回もコケて、滑りはダサいはコケるは散々です。

上から見てると破断面の高さはわからず10cmくらいかな、と思ってました。
雪崩が始まる瞬間も見ていなかったし。
下にきて確認すると30cmくらいの高さで落ちてました。
うん、知ってたらもっとビビッてた。

デブリを滑り降りて対岸へトラバースして全体像を見て
ボトムも最後まで板が取られやすく気が抜けない雪が続き
まぁこんな時もあるさ、と無事生還してきました。