18-19シーズン

暖かった秋を乗り越えてようやく今日のオープンとなりました八方尾根。
今シーズンからリーゼンをカバーする新しい降雪機のお披露目よろしく
滑走可能エリアはリーゼンのみ。
まさかパノラマとかを差し置いてリーゼンからオープンするなんて思ってもいなかったのでびっくりです。

初日からいきなりのロング、人も多いし何より足がもたないので1段ごと止まりながら。
気になる雪質は昨日の雪もあって上々!の滑り出しから
少しすると人工雪っぽい硬さがでてきたり、特に苦労するのは雪玉、"じゃがいも畑"。
例年通りテレマークスタートなのでスキーのトップで弾いたじゃがいもが膝にヒットするのが辛いところ。

リーゼン分の標高差があるとだいぶ気温が違ってリフトに乗る頃には暑いくらい。
リフトが長く上に着く頃には体が冷えてしまうので焦ってベンチレーションなんか開けなくてもいいかな。
何より日差しがあっても木についた雪は落ちないし、名木山パブリックでは昼間でも降雪中、お隣47でも降雪中ということは十分寒い証拠。

リフトが動けば早速BCに向かう人とか、この雪を見てうさぎだけでも滑る人とか元気な人はいっぱいいますね。
僕はしばらく運動不足だったこともあってしっかり足ぷるです。
うさぎを滑れるようにはもう一降り、二降りはないとだめかな?
パノラマは上から見た感じだと行けそうなので近い内にオープンするでしょう。
明日にかけては雪が降らないので人工降雪に頼るのみ。
リーゼンがどこまで回復できるだろうか。
狭い範囲で雪を集めてあるからそこだけは石の心配はなさそうですが
少し横に外れるとブッシュもでてるし溝もあったりします。
しばらくは雪不足用の板で足慣らし程度に。

滑りじゃない何か

今朝起きると予想してなかった景色が広がっていてびっくり!
家のまわりで20cmくらいは積もっていたでしょうか。
これなら今週末オープンできるかもしれないなとチェックしてると
待ちに待った八方のオープンが明日15日(土)に決定しました。
しかも滑走可能なのはリーゼン。
てっきりパノラマだけのオープンかと思いきや
新型の降雪機を入れたおかげで早速リーゼンから滑れるようになるとは驚きです。

八方尾根のサイトより


運行リフト 営業時間
八方ゴンドラリフト「アダム」
OPEN 8:30 上り最終時間 15:30 下り最終時間 16:00
八方リーゼンクワッド
OPEN 8:45 CLOSE 15:40
滑走可能コース
リーゼンスラロームコース ※八方リーゼンクワッドリフト乗場まで
積雪不足のため、滑走しての麓への下山は出来ませんのでご了承ください。
リフト料金
1日券(初滑り料金適用) 大人4,000円 こども2,300円

登山・トレッキング・散歩

紅葉週間を過ぎても標高の低いところはまだまだ。
そこで近くて紅葉がよさそうなところを挙げていくとだいたい出てくる高瀬渓谷。
その上流には湯俣温泉という歩いてしか行けない秘湯がある。
渓谷といえば昼夜の寒暖差があるおかげで紅葉が綺麗になるそうだし
山奥の温泉にも入れるおまけ付きなら行くしかあるまい。
たとえそれが長く遠くとも。

大町の七倉ダムからタクシー使って一気に高瀬ダムへ。
ダムマニアも喜ぶ日本一高いロックフィルダムの観光はまたにするとして
ジグザグを一気に登って先を急ぎます。

何かが待っていそうな入り口を今回はパスして別の入り口へ。

こちらもトンネルスタート。
往復20kmくらいの長い道のりはこの一歩から。

トンネル抜けてもしばらくはエメラルドグリーンのダム湖と
対岸の紅葉を楽しみながら、平坦な道を気持ち足早に。

最初の5kmくらいは車が通れる道路をひたすら歩く。
登山道っぽくなってもやはり平坦、歩きやすい。

フカフカ落葉道とか

日があたって黄金に輝くカラマツとか
紅葉にはちょっと早めかと思っていたけどなかなかにいいじゃない。

整備されていた道も晴嵐荘付近では登山道が崩れ

その晴嵐荘へ行く吊橋も流されて堕ちたあと。
幸い噴湯丘への登山道はこの吊橋を渡らないで行けるんだけど
その先も崩れている箇所が多く、河原をなんとなく進んで行き

今にも落ちそうな吊橋を渡って

あとは道なき河原を行くだけ。

硫黄の臭いが濃くなってきて、ここまで来るともうそのへんの水たまりがあったかい。
ここは温泉がそのへんからてきとうに湧いてます!

そして目的地の噴湯丘!
の対岸へたどり着く。
渡渉?ムリムリ。確実に流されそうな水量を前にして渡ることなんて考えず
手頃なお湯溜まりを探して足湯につかる。
湧き出る最高にフレッシュな温泉はすごく熱く
川の水と合わせて適温を探すんだけど、なかなかここだ!というのが難しい。
つま先熱くてかかと冷たい、とかそんな感じ。
ご飯を食べていると谷を吹き抜ける風が冷たく強くなってきて
帰りの天気の心配があったからまた足早に下山開始。
休んでいる間に少し冷えた体だけど足元はポカポカ。

ずっと向かい風を受けながら、悪くなるどころか逆に晴れてきた帰り道。
そしてまた同じ時間をかけて戻る。
北アルプスの山奥の川なのに、いったいどこの清流かってくらい平ら。