重く湿った雪が積もっていた下界とは全く違って
上部はまるっきり水分が無いような雪が積もっていました。
そして、この前のようにガラガラ。
風もあって少しトラックも消えつつある中
まずはアルペン線下で。
今日はすごく不思議な感じで、荒れていても全くストレスなく
楽に滑れてちょっと拍子抜け。
そのまま疲れるまで調子良く回すつもりが
風がいっきに強くなって、一向に収まらなくなりました。
20m以上ずっとキープしていて、リフトから下りるのもやっと。
当然運休になってしまいました。
アルペン上部では相当な強風にしばらくテンションが上がってました。
あれだけの風の中にいる、ということが貴重な体験。
下手をすればほっぺた凍傷になるような状況ですが
しらばく外にいて、抜けていく青空を見てたり
雪が飛ばされていくのを見てたり。
その後はしっかりバージンカフェであったまりつつ
下山できるチャンスをうかがいます。
上部リフト、ゴンドラが運休と聞いて、
下りればこれで最後になるところ。
風でホワイトアウトにしてしまうにはもったいないので
待機しつつ、機会をうかがって、ラストラン。
無人の野を行くが如く
It’s my turn
夜に降って、朝から晴れるという朝一組にはもってこいなコンディション。
さて、午後一組はどうするか。
もはや誰も見向きもしなくなったうさぎを見て、まーが思うは・・・。
こうなると競い合う必要もなく、プライベートゲレンデ化です。
迷わずアルペン線下、うさぎペア線下。
この荒れ放題なゲレンデを好む人はごく僅か。
そりゃあ朝一の良いノートラックを滑っていれば、
これだけ荒れると滑るところがないって思うのも当然と言えば当然ですかね。
これしかないまーはこれが今日の一番。
荒れに荒れたパウダーはスピードに乗ってサクサクと
抵抗感もなく一気にいけちゃいます。
やっつけていく感じが堪らないです。
黒菱の方がまた雪がよく、舞い上がる雪煙が滑った軌跡。
滑っている本人にはわからないのが残念ですね。
滑っている最中は自分の影とスプレーの影に見とれてしまいます。