嵐の翌日、曇がない晴れ予報、これは紅葉日和とばかりに栂池へ向かいました。
もしかして稜線とか雪が積もっていないかとうっすら思いましたが
雪は降らなかったようですね。
ロープウェイで上がればあのひだまり、その色に期待が膨らみます。
自然園へ降り立つと冬を感じさせる冷たい風と、その風に乗った雨粒がポツポツ当たり
まずは着込んでから出発。
雲の流れが早く日向と日陰が目まぐるしく変わっていく様は見ていて気持ちいいですね。
朝は凍っていたという木道はすでに解けてしっとり。
このところ暖かい日が多く紅葉を見る気分ではなかったので
今日みたいにヒンヤリしていると秋っぽくて好きです。
昨日はロープウェイが一時運休になるほどの強風だったそうで
木道には落ち葉が散らかり、足元にも紅葉。
ちょっと紅葉には早いかな?と思う色合いでしたが
浮島湿原あたりから見る紅葉がまさに旬。
しばらく紅葉のピークを気持ちよく歩く
展望湿原から見えるはずの山はあいにく雲の中
だけど手前の紅葉のオレンジがいつになく鮮やかなのはコントラストのせいだろうか。
帰り際見下ろす自然園は色とりどり
今年はダケカンバの紅葉がイマイチだそうで、葉が枯れ落ちてしまい
白い木の幹が例年より目立つそうだ。
ダケカンバは紅葉しても綺麗だし、幹も綺麗だし、樹形も存在感があってできるやつだな。