目指せ3000m級BC

2017年5月14日 at 11:39 PM

GWをいい状態で終わり、今シーズンはまだまだ雪があることからどこか行きたい!
と常々話していた1つに乗鞍岳BCがありました。
急な誘いだったけど合わせられた人たちでのんびりハイク。
白馬では見ない開けた視界と山々、最高の天気に恵まれたBCまとめ。

家の周りはもうすっかり初夏の様相
5時前の薄暗さはすぐに明るくなり、まだ眠たい体が徐々に起きてくる。

白馬からは2時間半くらいで乗鞍観光センターまで。
そこから位ヶ原山荘までバスに乗るんだけどその車内の静けさよ。
僕もちょっとの時間だけ睡眠補給。

始発バスは5台、全部がBC目的の人ではないけど登り始めの混雑は見たことがない光景
週末の八方も行列になるっていうからこんな感じなのかな?と。

広々していてどこを登ってもいいけどダケカンバ通りをくぐって

左側に見えるのが乗鞍岳山頂、さて長い登りになります。

山頂に近づくと散り散りになっていた人達がまた収束
シールだと人のトラックの方が歩きやすくて、合流を繰り返していくうちに1本道へ。
タイミング悪く渋滞に嵌ってしまうも横を抜けていく程スピードアップは無理
10歩進んでは立ち止まる繰り返しでちょっとペースダウン。

ゆっくりだったから後ろを振り返る余裕もあり
穂高連峰を見渡して気分をリフレッシュ!

稜線まで来たらピークはあと少し!
風が強いかと思ったけど許容範囲でインサレーションを着ていればのんびり休憩もできました。

そして登頂3026m!
たぶん3000m級としては一番お手軽な場所だよね、登山としてもBCとしても。
登り2時間半で危ないところもなくここまで来れちゃう
滑りもドロップを躊躇するような場所なくどこでもOK
緊張感はないけどピクニック的BCがロングツアーの醍醐味。

見えている岩にさえ気をつければいいくらいの好コンディション
まずは出だしのミニ雪庇でちょっと遊んで。

岩際ターンとか

オープンバーンを自由に

トラバース多めだったけど楽しめた乗鞍岳BC
お疲れ様でした。

そして帰りのバスの時間を確認していない僕らは下りてきて1時間も待つことになったのでした。。。

いざ頂へ。

2017年3月28日 at 11:00 PM

春のロングツアーの時期になりました。
数日前からころころ変わる天気予報を見ながらやっと決めた日程ですが
山にはツルンとした雲が帯状にかかっています。
風があるのか!?
今回は唐松岳行けるところまでツアー。あの山々と肩を並べるところまでいけるだろうか。

雲はどうかな?

降雪後の晴れとあって先行するパーティはたくさん。
いつも行くところを滑って十分満足、そんな気持ちをぐっとこらえて上へ、上へ。

第二ケルン、いつも登るのはこの辺まで。

だれかの足跡が強風で浮き彫り。
そして今日も風が強い!八方池から下ノ樺で風当たりが強くなってきました。

夏道でも不帰がどーん!と見えるポイントの近く
冬だけのチェックポイント2361まで。
山には風雲じゃない雲が広がってきていて天気はあきらか下り坂
上を目指してもしょうがないかと今日はここで撤退です。

滑る準備してドロップポイントまで移動する間にも空は真っ白。

2361まで行くと今まで見てるだけだった斜面を選び放題で無名沢に滑り込み。

人数が多いからバラけて尾根をトラバーーース
そしてたどり着くノートラックの大斜面。
問題は徐々にフラットライトになり、雪がムズそうなところか。

スキーカット気味に滑り出すと10cmくらいの新雪がささーっと落ちていきます。
量はないけどすごく早い!
更なるビビリ要素がでてしまったけど滑らないことには帰れない。

滑ってトラバースでまた滑る。
調子が良ければ一気に行きたい斜面だけどお互いを見つつ確実に。

無名沢のボトムについてから少しトラバースしてもう一滑り。
滑りは完全にフラットライトに多少の罠アリだったけどここもよかったな。

でかいでかいと言われる唐松沢に合流してほぼ今回のツアー達成。
あとは長い移動が待ってます。

長い沢から出てくる、振り返りの達成感はここでも。

一生に一度は冬の唐松に行ってみたい、ここ数年そう思っていたのがようやく現実になるかと思いきや
天候に阻まれ山の向こうを見ることができず、次回に繋ぐことになりました。
下山の移動しているときにはすでに雪が降り出したりしていいタイミングで降りてきたのは間違いない。
そして冬にしか来れない場所を滑り、移動してくる
単発のBCでもそうなんだけどロングツアーはその価値を再認識させてくれます。
いい日でした。

今回のログとか
https://yamap.co.jp/activity/760906

長い長い金山沢

2016年3月22日 at 11:33 PM

P1090742

春の1dayツアー
今年もタイミングよく友達の計画に便乗
今回は栂池から上がって乗鞍岳経由の金山沢。
そう、春のBCで人気の金山沢です。

P1090735

足元には今季からのモノ達、この春ツアーに是非とも使いたかった組み合わせで
いつもよりも歩きのテンションあがります。
最近調整を急いでいたのはこの為もあって
ゲレンデでの滑りもまだこなれていませんが、とりあえず滑れるようになったから
余程酷い雪質じゃなければ楽しく帰ってこれるはず。

P1090737

金山沢っていうと栂池自然園を横切って行く、という話しか聞いたことなくて
乗鞍岳から滑り降りるルートはピンと来ませんでした。
以前風吹大池方面へ行った時は天狗原までの登りだけだったけど
今回は更に登って行くことになります。

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天狗原から上はシールが効かないほどにカチカチで
登り始めてすぐにアイゼンへと変更です。
階段状の足跡はやっぱりいつも歩幅が合わず
今回のはガニ股でさらに歩きにくくなってました。
この頃から風が気になりだします。

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ようやく乗鞍岳を登り切ると強風が迎えてくれ
岩影に隠れるように休憩をしても対して風を避けれることもなく
休憩はほどほどに次は白馬大池を目指して。

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真っ白な白馬大池!
そろそろゴールか?と思いきやまだまだ登ります。

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途中でトラバースするよね?と思っていたら
もうちょっと行くか、と船越の頭まで。
のんきに写真を撮っている時はまさかあのてっぺんを越えて行くとは思いもよらず
今回最難関のカチカチ急登強風付きでヘロヘロ。

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稜線に出てからは進むほどに見えてくる景色がモチベーション。
もう滑り出したい、とせっかくここまで来たからもうちょっと先まで、のせめぎあい。
後で聞くと今回のツアーコンセプトが「稜線を歩いてからの金山沢」
知ってたらもうちょっと気持ちが楽だったのに!

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いよいよ滑り出しの大斜面
一番のメインはガリガリで1コケアウトな状態。
滑り降りていくほどに雪が緩み始めて快適に滑れるようになってきました。

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広くて長い。滑りごたえ十分。

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稜線では強風でまともに休憩できないまま
だいぶ滑ってからの大休憩。
風に耐えた体に温かいカップラーメンが最高。

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雪不足で最後の川を渡るところが厳しい、なんて話を聞いていましたが
名ガイドのおかげで難なく渡れました。
見上げると大雪渓の雪は見たこともないくらい少なく
何年か前、5月末に来た時と比べても雪がない。

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帰りは猿倉へひたすら林道
猿倉からも二股までやっぱり林道。
夕方になって雪が固くなり始めて、疲れた足には堪えます。
登りも滑りも充実のツアーでした。