クライミング

雪が積もった山々を後にして、まだ冬前の遊びへと小川山へクライミングに。

予想はしていたけど寒いのはビレイの時だけ、なんて思ってました。
日が当たって暖かくなるはずの岩は登っていると段々と氷の様に思えてくるし
いつもよりもきつくなった靴に押し込んだ指先は痛いんだか冷たいんだかわからなく。

早く登りたいけれど手を温めずには先に進めない。

寒さと冷たさに負けた1日目。

翌日は小春日和
日陰はひんやりするも登って日が当たる岩に張り付くとホッカイロの様にじんわりぬくもりが伝わって
かける指にも力が伝わり登りにも余裕がでてきます。
それでもやっぱり登れるグレードは上がらずに5.10b止まり。
初めて小川山に来たときは、バランスを取りながら足に乗り込んで体を上げていく動きが苦手で
今も苦手なのは変わらないけど落ちるかどうかのスリルは楽しめるくらいにはなりました。
これで今年こそは冬の間懸垂頑張ろう!と誓うものの毎年モチベーションが続かないんですよね。

クライミング

5月はいつになく暑い日々が続いたりしていたのに
つい先日は山に雪が降るほど寒くなったりまだこの時期はいったりきたりですね。
滑りに行く人は滑りに、僕達は岩に
人もまたどっちも楽しめる移行期間。
今回は長野にある鳶岩にきました。
大室古墳群というところのすぐ近く、白馬からは1時間ちょいで行けるアクセス抜群の岩場。

相変わらず岩と人工壁とでは登れるグレードが違って
人工壁の方が登れる気がするんだけど相方はその逆だと言うし得意不得意?
5.10bが登れたかと思えば5.9に苦戦し、初級ルートでこんなだったら
クライミング始めました!みたいな人は早々に諦めちゃうよ、なんてブツブツ言いながら
いつまでたっても上達しない僕は最後に5.9を辛くもオンサイトで勝ち越し。
なのか?

クライミング

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長野県は千曲市にある冠着山(カムリキヤマ)
ここは姨捨山(オバステヤマ)としてのが有名ですかね。
その山頂近く坊抱岩と呼ばれる岩場へクライミングへ。
白馬からは2時間くらいと近いんだか遠いんだか。
時間だけで言うとさらにもう一時間で小川山なんだけど下道だけと考えるとやっぱり近い、かな。

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岩はちゃんとゴツゴツしてるんだけど見た目程には持てるところが少なく
ここでもグレードよりは難しい感じ。
高い場所はやっぱり怖く、登りだしのロープの意味なさ
そういう緊張感だけで呼吸が乱れ、指先が湿ってきます。

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いくつかルートを登って、〆には絶景ポイントの坊抱岩のてっぺんへ。

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手前には冠着山の影、その右斜面にぽこっと飛び出ているのが坊抱岩
なんでこんな形になったのかさっぱりわからないけど
おかげでこんな絶景が拝めます。
秋晴れにぽかぽか陽気で最高のクライミング。

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たくさんルートがあるから来年はもっと登れるようになってまた来たいですね。