僕はこれでいく

上空は少し風がありそうですがゲレンデは穏やかな晴れ。
感じる風はひんやりとしていてオフピステの緩みはまだ滑りたくなるほどでもない。

テレマークの新システム確認作業継続なのでなるべく荒れていないところでやっぱり黒2線下になります。
コーデュロイが残り、滑った感じは表面パリパリのサンクラストで気持ちよく
エッジをかけると板が沈んでカービング跡がしっかり残ります。
リフトからはその軌跡を眺めて自分のターンを想像してみますが、今までと明らかにエッジングが変わりました。

ここからはテレマーク道具のはなしと僕がNTNに移行した理由、道具のインプレッションなどなど
興味ない人はスルーでお願いします。長いです。

テレマークのシステムをNTNに移行し、ビンディングは22designsのLYNXに決定しました。

テレマークビンディングのシステム

なんのこっちゃ?という人の為に少しテレマークの話をしますと
今まで僕が使っていたビンディングとそれに対応するブーツは通称75mm規格と呼ばれておりまして
つま先のビンディングに突っ込むところの幅が75mmからきています。
(それよりも古いシステムで3ピンというのがありますが今は割愛。)
そして10年くらい前にこれに変わる新しいビンディングのシステムができました。
それがNTN -New Telemark Norm-です。
このNTNは既存の75mmとは互換性がなく(!)移行するにはブーツとビンディングを一気に変えないといけません。
すでに複数の板を持っているとシステム一新のコストから躊躇していたし
何より滑りの感覚が変わるのでお金をかけて更新してもだめだったらどうするの?戻すの?という不安もありました。
75mmとNTNの価格差は2万以上とシステム一新には思い切りが必要かと。
75mm→NTNでなくとも75mm規格のビンディングでさえ違うものを使えば滑走感はまるで違うのでテレマークはビンディング選びがとても重要です。
もちろん同じNTN規格でもビンディングによる違いがあります。

僕がNTN、そしてLYNXにした理由

テレマーク業界はNTNシステムに移行しつつあると感じています。
それでも75mm規格でいいブーツがあれば継続するつもりでしたが、scottは緩いしscarpaは在庫がないしで
在庫があってNTN規格のscarpaを履いてみたところ良さそうだったからブーツを変える時が変え時!とNTNに移行することにしました。

NTNに移行するに当たりビンディングの候補となるメーカーはRottefellaか22designsの2つ(他にもありますが)。
今使っているビンディングは22designsのVICEで、取り付けネジの位置がNTNでも一緒なので
外せば同じ位置につけられる22designsからでているOUTLAWとLYNXのどちらかで選ぶことにしました。
運良く両方試せる機会があって比較した結果、VICEでも採用されているブーツの上がる支点を変更できる調整があるLYNXに決定しました。

LYNXの使用感

NTNは話を聞く限りだと剛性感UPとかパワーロスが少ないという話を聞きますがまさにそのとおりで
エッジング、板にかける圧が向上しました。
道具の「遊び」「不安定さ」を楽しむテレマーカーには不評かもしれません。
アクションに対してリアクションが早いというのは難しい反面、精巧な操作ができます。
しっかり圧をかけられるようになった結果か板のたわみを以前より感じます。
またLYNXは軽量さで際立ち、片方1kgを切りOUTLAW,VICEと比べても500gほど違い明らかに足元が軽くなったと実感しました。
75mmと比較してNTNはかかとが上がりにくいという話を聞いていましたが個人的にはクセは違えど慣れでカバーできる範囲だと思ったし
その他のメリットが大きく、数日試しただけですがすでに75mmには戻れないだろうなと思っています。
まだ慣れていく途中ですがNTN使用前の不安はだいたいなくなりました。