登山・トレッキング・散歩

forblogpic

 

3000mでは雪が舞うほど寒くなったと思えば日中30℃にせまる暑さが戻ったり
忙しい日々ですが、それでも朝晩はしっかり冷えてきて秋は着実に訪れています。
油断するとすぐに逃してしまう紅葉シーズン、紅葉狩りに行こう!という話からなぜか今回足を伸ばして焼岳へ行くことに。
栂池自然園を考えていたら雨予報が出ていた白馬
上高地あたりの天気もイマイチそうでしたがこれを逃したらタイミングが合わない強迫感から決行
そして当てました。紅葉には。

forblogpic

 

焼岳なら上高地から
そう思い込んでいたら上高地へのバス乗り換えポイントの沢渡をサクッと過ぎ
だけど話の途中で言い出せないまま会話が途切れるのを待って、聞けば他の登山口があるとのこと。
バス代を用意した財布をそっとしまって中の湯の登山口からしばらくは樹林帯
登り始めからなかなかしんどい感じでスタートです。

forblogpic

 

序盤の紅葉が始まっていない樹林帯は黙々と登り
徐々に葉っぱの色が増えてくると本来の目的に戻ってテンションアップ!

forblogpic

 

ようやく視界が開けると遠くに見える山頂!
・・・え?どれ?
はじめはガスっていて真っ白でした。
ここからしばらく紅葉ピーク、たまにでる青空に焦っては騒いで
微かに見える山頂に遠いなと言えば、近くだよ!と激を飛ばされる。

forblogpic

forblogpic

forblogpic

forblogpic

 

見通しが良くなってから木がなくなるまでの間の紅葉をばっちり当てて
後は上を目指すのみ。
登頂、だたそれだけが目標になる。
天気予報では昼前後でもしかしたら雨、下ってくる人には何にも見えないよ、がんばって!
と励まされてるんだか凹まされてるんだか嬉しくない情報。

forblogpic

 

焼岳は噴火で大正池を作ったりした、北アルプスでは珍しい活火山
頂上付近ではガスが噴き出している穴があり
近くの岩は地熱でほんのりあったかくなっていたり小さい穴からはやはり暖かい風が、少し冷えた体だとよくわかります。
ガスっていて煙なのかガスなのか区別できない写真を量産したことはおいておいて
山頂からは穂高連峰はおろか上高地すら見えず。
寒い中のんびりしていたけど収穫なしで下山開始です。

forblogpic

 

登るときは真っ白で見えなかった火山湖と火口
ガスが晴れるのを少し待ってみると、波が打つようなざっぱーんという音
友達と顔を合わせて空耳じゃなかったのを確認、火口から??なんの音だったんだろう。

forblogpic

 

下山するにつれ少しずつはれてくるガス
遠くの山のてっぺんが見え隠れしだしたら、だんだんその姿まではっきり。
これ山見えてるよね!?と後ろ髪を引かれつつ、紅葉は堪能できたからよかったということで。

 

登山・トレッキング・散歩

forblogpic

予想通りの天気
久しぶりに唐松に登ってきました。

forblogpic

台風前とは違うひんやりした空気に包まれ、それだけでも気分よく
さらにグラート手前の日陰には霜。
ちょっとニヤリとして先を急ぎます。
この日白馬岳山頂では初氷になったようで、いよいよ冬の片鱗。

forblogpic

頂上を目指す時は八方池はパス。
ちょっとのつもりが天気が良いと意外と写真に時間がかかってしまうんですよね。
上の方での時間を稼ぐためにも序盤は黙々と登ることに。

forblogpic

登っていて驚いたのは登山道の整備が進んでいること。
八方池までの整備は整ってきていたのですが、ここは下の樺を抜けて少しのところ
傾斜がきつく、今までは石がゴロゴロと足場が悪かったのですがこのように綺麗に石段になっています。
他にも小屋手前の鎖場なども少し広めに、こちらも石が積まれ崩れないように。

forblogpic

forblogpic

丸山ケルンからの尾根道には絶景ポイントが続き足取りが軽くなりますね。
歩きやすく頂上へ急ぎがちですが、ペースを落としてここからはカメラを構えることが多めに。

forblogpic

尾根道から外れたらあとはぐるっと回りこんで小屋はすぐそこ。

forblogpic

この稜線に出る瞬間はいつもゾクッとしますね。
風が変わって汗が引いていくのもあってまさに疲れが吹き飛ぶよう。

forblogpic

この日は本当に天気がよくまさにアタリ。
空はいつまでも青く、昼ごろでも日本海から富士山まで見渡せる程空気が澄んでいます。
山頂では誰もがこの景色に見とれて贅沢ランチタイム。

forblogpic

下山の時には忘れずに八方池にも立ち寄りました。
2時過ぎても雲はなく綺麗な稜線ばっちりです。

今回は新しいレンズの初の実戦投入に加えて偏光フィルター装着。
それに気を良くしてばしばし偏光効かせまくりで撮っていたら空の色が不自然過ぎる写真量産してしまいました。。。
過ぎたるは及ばざるが如し
そういうことか。

12-13シーズン

forblogpic_20130526221152.jpg
新緑が目にやさしい頃、白馬連峰の開山祭、貞逸祭が行われました。
参加視点からざっくり言うと「猿倉から白馬尻までガイドと一緒に登ろう」
そんなイベントです。
forblogpic_20130526221508.jpg
例年より雪が多く残る道を夏とはちょっと違ったルートで白馬大雪渓を目指します。
毎年の行事で今まではわりとスルーしていましたが
今年はひょんなことから参加。
forblogpic_20130526221736.jpg
そのワケは今回のお供のこれ、背負って楽しい滑って楽しいRMU
ラッピーの松本さんに貸していただきましたゴキゲンな板。
ずいぶん久しぶりのシールウォーキングで楽々に白馬尻までいきますよ。
forblogpic_20130526222403.jpg
十分な雪に辿り着くまで思ったよりも距離がありましたが
シールで登りだしてからはサクサクと。
林道は風がなくムシムシ暑かったのも雪の上に出て開けた途端に気持ちいい風
登りのペースも自然と調子よく
雪はスプーンカットでもなく、メインの滑りも楽しめそうで
テンションが上がって来ました!
forblogpic_20130526222719.jpg
イベントのゴールはまだ雪の下の白馬尻小屋あたりですが
見上げる斜面がよさそうでデブリ跡の手前までついでに登って滑り出し。
forblogpic_20130526223901.jpg
滑り部門の方では竹ポールがセッティングされていて
ここまで来てポールかよ!?とは思いながらもついでに。
この写真のガイドの人の板は1本のスキーの前後にテレマークビンディング付き
2本あればタンデムライドができる!という
すごいんだかなんだかわからない道具でした。
そういえば数年前にテレコブにもこの板持ってきていた人がいたな
と話したらまさにその人で
テレマークブーツなら履いてみる?とりあえずサイズ合してみ?
そうするとパチン!と合っちゃう不思議。
じゃ、もう一本行こうか!となりますよね。
変な道具で初夏の雪渓でポールで
ありえなさ過ぎる組み合わせも楽しんで来ました。