2011年1月

今日も風が強く、ゴンドラは朝からは動きませんでした。
出るときにはライブカメラをチェックし、アルペンがまだ動いておらず
うさぎには手付かずの雪が。
夜のうちの風ですっかり平になっていました。
1番とれるなら登って滑ってみてもいいかな、と考えながらゴンドラに乗っていたわけですが
外に出るとガスの中から人影、その奥にうっすら見えるトラックの数々・・・
まさに今さっき動き出したようでした。

急いでアルペンへ、ちょうどガスが晴れてきました。
もうすでにだいぶ滑られていて、雪の状態も見えてきました。

やはりパックされていて難しそう、そこら中で罠にかかったように転んでいます。

まず一本目をどこにするか、うさぎ正面はかなり滑られているし
新コースにも何人か入っていました。
よさそうなアルペン線下ですが、昨夜のうちにピステンが入り
滑れるところの幅はピステンからブッシュまでわずか。
リフト乗っている間にはまだ跡はなく、誰も来るな来るな来るなと念じていたんですが
まーの前に一人滑って行きました・・・
気をとりなおして2nd
パックされた雪では人のラインが相当気になります。
どう避けるかが重要だし、両脇には逃げられないコース。
なかなかに燃える状況ですね。
難しい状況ほどうまく滑れた時の達成感があります。

その後3本目のリフトでこの状態
瞬間的に混んだと思ったら、荒れて解散。
まだまだ滑りがいありますよ。

黒２が動き出すのを見てから黒菱へ。
すでに何人もが滑り降りていましたがノートラックは残っていそう。
こういうパックされた雪だとブッシュ脇のリスクが高く
やはり滑り残されているのはそういうところ。
慎重に、だけどギリギリ楽しんで。

風はかなり吹きましたね。
昨日はまだフカフカだったアルペン上部も見違える光景に。
これが全部ガリガリになっているんだから驚き。
うさぎの滑り出しもやはりガリガリでエッジが負けそう
無難に横滑りからのエントリーです。

今日はグラートは動かず、斜面には風が強く当たったところと
雪が吹きだまったところがくっきりとわかります。
アルペンは動いていても上部の風はまだ強く
夕方に風が収まって来た頃には今度はガスってきました。
陽射しがなくなると急に寒く感じてきます。

雪が降る予報がでていて、実際ゴンドラ乗る前は降っていたのに
降りると意外にもあまり降っていません。
むしろ空が明るいくらい。
気合入れて被っていたフードをおろしてリフトへ。

やはり雪はそんなに積もっていませんでしたが
見るからによさそう。
ファットかセミファットかで迷いましたがどっちで来ても当たりでしょう。
まーはセミで来ましたが、ファットでかっ飛んでいる人も。

そのうち陽が射しだし雪が落ち着いて来たようにも思います。
マイルドな感じが最高のパウダー。
どこも板が沈む程は雪がないのでスピードに乗ってスプレーをあげて。
自分が滑ってスプレーを上げているところを見れないのが残念ですが
黒菱だとたまに影で見ることができます。
自己満足の瞬間ですね。

このところ毎日ちょこちょこ降っていて、
うさぎもそうですが特に黒菱は黒３が止まっているのでコブがあまりできていません。
コブ好きな人には残念ですが、こういう黒菱を滑るのも稀ですからね
柔らかいボコボコのところをロングターンで。

昨日とは打って変わって平和な雪降り。
ほとんどガスがかかることもなく良く見えます。

吹き溜まりを期待してスカイラインに行っても思ったよりは雪が積もっていませんでした。
それでも下地が柔らかく相変わらずいい雪積もっていますね。

ひとまず今月３１日まで運休が決まっている黒３。
線下にもだいぶ雪が積もってきていてリフトとの距離が近いところもあります。
片斜に積もっているので左ターンはいつも腰パウダー。
雪が軽いのでつまることもあまりありません。

どこも深いパウダーはありませんが、それが逆に軽快に滑れます。
少しボコっとしているくらいならなんの問題もなく
ターンで溜まった雪も固まらずに、それも次のターンポイントに。
低温が続く、ということはこれ程にいい状態を維持してくれるんですね。
ここ数年１月の中旬といえば気温が上がり雨までも降っていたんですが
今年はずっと寒いまま、当たり年ですね！